ブルーレイク消化器内科クリニック

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胃カメラってどういう時に検査するの? どういうことが分かる?

胃カメラってどういう時に検査するの? どういうことが分かる?

2025/05/15

・胃カメラ検査とは?

胃カメラ検査とは、内視鏡を使って食道、胃、十二指腸の内部を目視で確認し、病変の有無をチェックする検査方法です。病変が発見された際には病理組織検査を行い良性・悪性の診断を行うことや、がんなどの疾患が見つかった場合もスムーズに治療へと移行できる点で、胃バリウム検査や胃ABC検査とは性質が異なります。

 

カメラで内部をくまなく撮影するほか、検査中にTVモニターで状態を確認しながら病変の発見につなげます。検査自体は大体10分程度で終了することが多いです。発見されたポリープや病変が良性か悪性かを診断する場合は病理組織検査を行いますので、2週間程度で検査結果が反映されます。

 

・検査で分かる病気・病変

胃カメラ検査は、胃がん、食道がんなどの悪性疾患、逆流性食道炎、ポリープ、胃炎(ピロリ菌感染を含む)、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など、上部消化管で患う恐れのある疾患全般の発見に役立てられます。

同じ胃部検査でも、胃バリウム検査が胃全体の形を画像にすることで狭窄箇所を発見したり、粘膜へのバリウム付着具合で異常を発見するのに対し、胃カメラ検査は内視鏡で内部を直接確認するため、ポリープやがんを疑う病変そのものを確認できるのが特徴です。

疑わしい病変が見つかった際には、胃の内部に直接挿入している内視鏡には鉗子と呼ばれる器具を用いてその場で採取することができます。一度の検査で病変の悪性・良性の判断まで行えることが、内視鏡検査の特徴です。

 

・胃カメラの種類

口からスコープを通す「経口内視鏡」と鼻からスコープを通す「経鼻内視鏡」とがあります。

経口内視鏡は直径10mmほど、経鼻内視鏡は直径5mmほどです。

経鼻内視鏡はスコープが細いため検査時の苦痛は軽減されやすいですが、経口内視鏡に比べると画像精度がやや劣り、細部を拡大して観察することは難しいです。早期がんなど細微な病変を観察するには、挿入時の苦しさは強めでも経口内視鏡の方が得意といえます。どちらの内視鏡で受診するかは、今の健康上状況を含めて事前に医師へ相談してください。

 

胃カメラ検査は、苦しい・痛いというイメージを持たれがちです。原因は、スコープが喉を通るときの違和感や不快感が一番頻度としては高いです。

経口内視鏡は口からスコープを通すので、喉の奥が刺激されて嘔吐感は強いですが、経鼻内視鏡は、経口内視鏡よりも細めのスコープを鼻から通すので嘔吐感は少なくなります。

 

・鎮静剤の使用

それでも、嘔吐反射は起こってしまうものですが、そのような方に鎮静剤を使用することをお勧めしています。

眠ったような状態で検査ができるので、胃内視鏡による不快感や違和感を感じることなく検査を終えることができます。ただし、鎮静剤を使用すると検査終了後に30分ほど、院内で休憩をとる必要があります。検査にかかる時間が通常よりも長くなるため、検査当日は時間に余裕を持ったスケジュールで臨むことになります。

ほかにも、自動車や自転車の運転は、検査後の鎮静剤の影響で集中力が低下し事故のリスクを考慮しており、鎮静剤使用時には極力運転を控えていただく必要があります。

 

・最後に

胃カメラはやや敬遠されがちな検査ではありますが、当院では極力苦痛や負担を軽減できるような工夫を心掛けています。

検査で得られる情報量はとても有用ですので、ぜひ腹部症状を有されている方は一度ご相談ください。

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住所 : 滋賀県守山市金森町605-1
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