FODMAPって知っていますか?
2026/04/01
突然ですが、FODMAP(フォドマップ)という単語を聞いたことはあるでしょうか?
当院に受診していただいている方には、説明させていただいている方もいるのですが、今回はそのFODMAPについて少し解説していきたいと思っています。
・FOMAPとは?
FODMAPとは、小腸で吸収されにくい4種類の発酵性糖質を指す用語です。
- Fermentable➝発酵性
- Oligosaccharides➝オリゴ糖
- Disaccharides➝2糖類
- Monosaccharides➝単糖類
- AND
- Polyols➝ポリオール
それぞれの頭文字を取ってFODMAPと呼ばれ、FODMAP食とは発酵性糖質を多く含む食品のことになります。
これらを多く含む食品(高FODMAP)を避ける「低FODMAP食事療法」は、以前に解説したことのある過敏性腸症候群(IBS)や腹部膨満感、下痢などの改善に効果的と言われています。
・FODMAP食の種類とは?
FODMAPには高FODMAP食(腸内で発酵しやすく、腹痛、膨満感、下痢などの過敏性腸症候群(IBS)の症状を引き起こしやすい糖質(発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオール)を多く含む食品)と低FODMAP食(腸で吸収されにくくガスを発生しやすい糖質(発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオール)を控えた食品)と二分されます。
上記のサイトを参照してみてください。
こんなにたくさんの食品がそれぞれ分類されるのかと驚かれるかもしれませんね。
また、あくまで一例ではあるのですが・・・腸内環境にいいとされている納豆やヨーグルトは実は高FODMAP食品に分類されていたりもします(驚)!!
もちろん、これらはこれらで摂取することで体に良い面も多々ある食品ではありますが、上記のように腸内発酵することで腹部にガスだまりを起こしやすい一面もあるということは留意しておくべきです。
・FODMAP食が向いている方は?
- 腸に異常がないといわれたのに、腹痛やガス、下痢に悩んでいる
- 乳製品や果物でおなかの調子が悪くなる
- ストレスを感じるとすぐにおなかがゴロゴロする
- 薬を飲んでもなかなか良くならないIBSと診断された
これらに当てはまる方は、一度FODMAP食を試してみる価値があるかもしれません。
・低FODMAP食事療法の進め方
- 制限期(3〜6週間):高FODMAP食品(小麦、乳製品、玉ねぎ、にんにくなど)を厳しく制限し、症状が改善するか確認する。
- 再導入期:制限していた食品を一つずつ少しずつ戻し、どの食品が症状を引き起こすか特定する。
- 定着期:自分に合う、合わない食品を把握し、食事の質(QOL)を高める。
このように制限して体調の変化を確認しながら、以後少しずつ制限を緩めてどういう食材が負担がないかを確認するやり方が勧められています。
長期間にわたり腹部の不調や違和感、便通異常、膨満感など病院に通うまでの酷さではないものの、気になるような方は多いのではないでしょうか?
当てはまる方は一度FODMAP参照されてみてはいかがでしょうか?
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守山市で身近な症状である腹痛
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